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不運続きのレッドヴァードン、香港ヴァーズで厄落としなるか

2018年12月04日 13:40

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 この秋はツキに見放された感のあったレッドヴァードンが、現地9日に行われるG1香港ヴァーズでのうっぷん晴らしを期している。

 E.ダンロップ厩舎の5歳馬レッドヴァードンは、9月後半にオーストラリア遠征に出発。ところが悪天候によってUAEで長く足止めされる不運に見舞われた。目標としていた10月の豪G1コーフィールドカップでは不向きなスローペースにはまり、しかもレース終盤では馬群に詰まるなど不本意なレースで11着に終わった。

 さらに雪辱を狙った豪G1メルボルンカップもひづめを痛めて無念の直前回避。だが香港ジョッキークラブの公式サイトによると、ダンロップ厩舎のアシスタントを務めるR.トレバー=ジョーンズ氏はこうした不運を嘆きつつも、香港ヴァーズではレッドヴァードン好走への希望を捨てていないという。

 2012年に香港ヴァーズを制したレッドカドーを手掛けていた同氏は「メルボルンでは残念だったが、それはそれ。少なくとも現在の馬の状態は良好だ」とコメント。先週にはパドックに入れるなどの調整を進めており、「足の状態は問題ないし、香港への輸送もオーストラリアからわずか8~9時間だからね」と話していた。