【香港マイル】ビューティージェネレーションが圧巻の連覇、日本勢は引退戦のヴィブロスが2着
2018年12月09日 18:10
現地9日、香港シャティン競馬場でG1香港マイル(3歳以上、芝1600m)が行われ、序盤で先頭に立った地元の年度代表馬ビューティージェネレーションが、直線でひとムチも使うことなく最後の50mを流して3馬身差の圧勝。昨年に続き連覇を果たした。勝ち時計は1分33秒52(GOOD)。
3頭が参戦した日本調教馬は、ヴィブロスがサザンレジェンドとの2着争いを1/4馬身差で制す健闘を見せたが、ともに後方からの追走となったペルシアンナイトは5着、モズアスコットも7着に終わった。
ビューティージェネレーションは好スタートを切ると内の馬たちを見ながらジワりと先行態勢に入り、500mほど進んだ地点で先頭に立つ。豪州のカミンスルーや地元のフィフティフィフティは大本命に先を譲って好位に控え、半マイルを46秒97で通過する。ビューティージェネレーションは楽な手応えで直線を迎えると、残り300mでゴーサインを受けて見る見る後続を突き放し、鞍上が150mで後ろを振り返って勝利を確信。最後は流して悠然とゴールを駆け抜けた。
日本勢はヴィブロスが五分の発馬から中団につけたものの、ペルシアンナイトは伸び上がってダッシュがつかず、モズアスコットも躓いて後手に回った。4コーナーではヴィブロスの外にペルシアンナイトがつけ、モズアスコットは2頭の内を狙うような位置で直線に向かう。残り300mでは3頭が横一線に並んだが、そこからモズアスコット、ペルシアンナイトの順に脚勢が鈍りはじめ、その一方でしぶとく末脚を伸ばしたヴィブロスが2着を確保した。