世界最高賞金（総額500万豪ドル＝約3億9500万円）のマイル戦として新設されたオールスターマイル（2歳以上、芝1600m）が現地16日に豪フレミントン競馬場で行われ、中団馬群の外から進出したミスティックジャーニーが、ゴール前で1.25馬身抜け出して快勝。1番人気に応えて1着賞金225万豪ドル（約1億7800万円）を獲得した。

　J.カミングス厩舎のゴドルフィン所有馬が2着争いを演じ、後方から馬群の中を伸びたハートネル（5番人気タイ）が、先に抜け出したアリーゼー（3番人気）をゴール寸前で0.1馬身捕らえた。2番人気のハッピークラッパーは4番手追走から伸び切れず8着に終わり、補欠待機から直前で繰り上がり出走となったルロメインは8番人気で4着に入線している。

　ミスティックジャーニーは前走のオーストラリアンギニーでG1初制覇を飾ったばかりの3歳牝馬だが、この勝利で昨年9月から6連勝を達成。通算成績を13戦10勝としている。