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コミュニケが重賞初制覇、英G2ジョッキークラブSでまんまの逃げ切り

2019年05月05日 12:25

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 現地4日に英ニューマーケット競馬場で行われたG2ジョッキークラブステークス(4歳以上、芝12ハロン)は、7頭立ての5番人気コミュニケがマイペースに持ち込み、2番人気デフォーに1馬身1/4差をつけて逃げ切った。

 2馬身1/4差の3着に4番人気のミルデンバーガーが続き、圧倒的1番人気に推されたコロネットはさらに2馬身差の4着に完敗。3番人気のヤングラスカルは勝ち馬から15馬身余り後れて6着に沈んだ。

 カサメント(その父シャマーダル)産駒の4歳馬コミュニケはデビューから18戦目で重賞初制覇。これまではハンデ戦を中心にキャリアを重ね、昨年10月のG3カンバーランドロッジステークス(2着)から4戦連続の重賞挑戦でタイトルを物にした。

 このレースに同じハムダン殿下所有のミルデンバーガーと2頭出しだったM.ジョンストン調教師は「コミュニケをペースメーカーとして出した訳でないよ。実績があるから出したのであって、その通りに勝ったのさ」と納得のコメント。今後はコロネーションカップとロイヤルアスコット開催のハードウィックステークスを視野に入れる考えに言及している。