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KYダービー激走のマスターフェンサー、NTRAランキング3歳部門でポイント獲得

2019年05月08日 12:26

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 現地6日に2019年第15週のNTRA(全米サラブレッド競馬協会)ランキングが発表され、ケンタッキーダービーの結果を受けて3歳部門に大きな動きが見られた。

 KYダービーに日本調教馬として3頭目、日本産馬として史上初参戦を果たし、最後方追走から6着に食い込んだマスターフェンサーが7ポイントを獲得。トップ10圏外ではあるものの、18位タイとランキングに姿を見せた。

 また、KYダービーは1位入線のマキシマムセキュリティが進路妨害により17着へ降着となる前代未聞の決着となったが、全米の記者投票からなるNTRAランキングでは、前週の6位から1位へ順位を上げて最強と評価された形。マキシマムセキュリティは23票の1位票を集め、直前回避したオマハビーチ(13票)、繰り上がり優勝となり前週は20位だったカントリーハウス(6票)を大きく上回った。

 なお、有力馬の出走があった総合部門でもG1チャーチルダウンズステークスで6連勝を達成したミトーリが大きく順位を上げている。

(トップ10の馬名とポイント)

・総合部門
1、378pts、ブリックスアンドモルタル
2、313pts、マッキンジー
3、275pts、ギフトボックス
4、201pts、ミッドナイトビズー
5、196pts、ミトーリ
6、193pts、ワールドオブトラブル
7、149pts、モノモイガール
8、90pts、ロイエイチ
9、89pts、サンダースノー
10、77pts、シティオブライト

・3歳馬部門
1、396pts、マキシマムセキュリティ
2、344pts、オマハビーチ
3、318pts、カントリーハウス
4、258pts、コードオブオナー
5、253pts、タシトゥス
6、178pts、ゲームウィナー
7、175pts、インプロバブル
8、156pts、ウォーオブウィル
9、55pts、セレンゲティエンプレス
10、33pts、ロードスター

※NTRAの週間トップ10投票は全米のメディア関係者が任意の10頭を選び、最上位の10点から1点ずつ漸減してポイントを配分。それらを集計した上位10頭によってランキングされる。3歳馬部門はベルモントステークス後、総合部門はブリーダーズカップ後の月曜日までが対象期間となる。