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マスタシュリーがG1初制覇、英ロッキンジSでローレンス撃破

2019年05月19日 12:05

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 英G1ロッキンジステークス(4歳以上、芝8ハロン)が現地18日にニューベリー競馬場で行われ、7番人気のマスタシュリーがローレンス(1番人気タイ)を背後でマークし、残り1ハロンから2馬身1/2差突き抜けて完勝した。

 先行したローレンスが2着を死守し、さらに1/2馬身差の3着には後方からアクシデンタルエージェントが入線。ローレンスと1番人気を分け合ったビートザバンクは11着に沈み、ドバイターフ以来のロードグリッターズは13着、同じくウィズアウトパロールは最下位の14着に大敗した。

 タマユズ産駒の6歳セン馬マスタシュリーはG1初制覇。2017年のG3ストレンソールステークスで重賞初制覇を飾り、昨年は9月のG2連勝からブリーダーズカップマイル(11着)でG1レースに初挑戦している。それ以来の前走はG3アールオブセフトンステークスで3着だった。

 同馬を管理するM.スタウト調教師は「彼は1マイル1/4(10ハロン)でも勝っていて万能だけど、意中にあるのはクイーンアン(ステークス)だよ」と次戦について示唆。また、ローレンスのK.バーク調教師は「彼女の走りは良かった。抜かれてから最後の50ヤードで二の脚を使っていたし、変わり身もあるはずさ」と前を向き、クイーンアンSでの再戦を見据えてた。