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​マスターフェンサー、追い切りでつまずくも大事なし

2019年05月30日 10:35

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 現地6月8日に米ベルモントパーク競馬場にて行われるG1ベルモントステークス(ダート12ハロン)に出走予定のマスターフェンサー(角田晃一厩舎)が、29日に同競馬場で追い切りを行った際によろけるアクシデントがあった。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、この日の追い切りでは本番で手綱を取るJ.ルパルー騎手が乗るはずだったが、予定が変わって高野容輔調教助手が騎乗。5ハロンで1分1秒48を計時したが途中でよろける場面があり、高野助手はゴールラインを通過後すぐに手綱を引いて馬を止めた。

 高野助手は通訳を介し、「8番ポールまではすごくいい追い切りだったが、不意につまづいて徐々に左へよれていった」とコメント。「鞭を持ち替えて修正を図り、追い切りを終えようとした。立て直したけれど少し嫌な感じがしたので、可能な限り早く馬を止めようと思った」と語り、「調教後にはジョグもこなしたし、問題は見当たらなかった。大ごとになるとは思っていない」と続けていたという。