現地12日にG1ファルマスステークス（牝馬限定、芝8ハロン）を勝ったヴァレイシャスの次走は、31日に英グッドウッド競馬場にて行われる牡馬混合のマイルG1サセックスステークスになることが分かった。

　M.スタウト厩舎の4歳馬ヴァレイシャスは、3歳だった昨年は10ハロンの牝馬限定G1ナッソーステークスに出走して3着。だが今年のスタウト調教師は、ヴァレイシャスを牡馬との対戦ながらマイル路線に進ませる意向だ。

　また、同厩舎で6月に英G1プリンスオブウェールズステークスを制したクリスタルオーシャンについては、「キングジョージ（6世＆クイーンエリザベスステークス）へ向かう」と明言。同レースには凱旋門賞3連覇を狙うJ.ゴスデン厩舎の女傑エネイブルも出走予定だが、スタウト師は「ジョンのところの牝馬はマシンのようで、負かすのはかなり難しいだろう。だがそれでも私たちは（クリスタルオーシャンとともに）キングジョージへ行くんだ」と語っていた。