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クリスタルオーシャンのドイル騎手、英インターナショナルSではキングオブコメディを警戒

2019年08月21日 12:07

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 前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに続き、クリスタルオーシャンとのコンビで英インターナショナルステークスに臨むJ.ドイル騎手が、激闘を振り返るとともに目前に迫った決戦へ抱負を語った。

 クリスタルオーシャンの今季初戦から2戦はR.ムーア騎手が手綱を取り、続くプリンスオブウェールズステークスではL.デットーリ騎手が騎乗して3連勝とした。両騎手は次戦のキングジョージで騎乗できず、ドイル騎手に初騎乗の機会がめぐってきたが、エネイブルとの世紀の一戦にクビ差で惜敗を喫することになった。

 前走を振り返るドイル騎手は「ぼくの馬はアスコットで本当によくやったよ。エネイブルにプレッシャーをかけていたから、勝てるかもしれないと一瞬だけ思った。そうしたら彼女は最後に踏ん張ったね」とコメント。

 そして、再度の騎乗機会を与えてくれたM.スタウト調教師と馬主に深く感謝すると、「1マイル1/4(英インターナショナルSの2050m)に戻るけど、ヨークの長い直線はいいね。彼は緩急自在だから問題ないよ。それに彼は馬場が速くても柔らかくても素晴らしい走りをする」と操縦性の高さを絶賛する。

 こうして勝利への自信を隠さないドイル騎手だが、今回の警戒すべき相手としてキングオブコメディを指名。「セントジェームズパレスステークスでは目を引く走りだったね。距離が延びるのも合いそうだし、キングマンの産駒。凄くやりがいのある相手だよ」と気を引き締めた。

 なお、クリスタルオーシャンとともにリーガルリアリティを出走させるスタウト師は「彼(リーガルリアリティ)はエクリプスステークスで凄くいいレースをした。前走は彼に馬場が柔らかすぎたんだ。(ヨークの)馬場は彼にもっと合うだろうし、彼のことをさらに解るだろう」と、まだ見せていない能力があることを示唆している。