キングオブコメディ
性齢 | 牡3 |
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父 | Kingman |
母 | Stage Presence |
母の父 | Selkirk |
調教師 | J.ゴスデン |
昨年の英インターナショナルステークスをロアリングライオンで制したJ.ゴスデン調教師が、今年は次期スター候補で大物食いを狙う。キングオブコメディは5戦3勝の3歳馬。ここまで重賞勝ちもない格下的存在だが、多くの現地ブックメーカーが前売り2番人気に推している。昨年7月にデビュー勝ちを飾ると2歳時は2戦に留め、今年は4月の条件戦で復帰。続く5月のリステッド競走では次戦で重賞勝ちするサンガリウス、2歳時にG2ヴィンテージステークス勝ちがあるダークヴィジョンら素質馬を抑えて2連勝とし、前走のG1セントジェームズパレスステークスで重賞に初挑戦した。
その一戦では僚馬の2歳王者トゥーダーンホットの背後で中団を追走すると、大外からゴール寸前で勝ち馬(サーカスマキシマス)と僚馬の間に割って入った。外へ持ち出される際には右鞭に反応し、左へモタれる若さを見せながら勝ち馬とクビ差。あと一完歩で差し切るかの脚勢を見せていた。今回は中距離戦も古馬相手も初めてで試金石になるが、ゴスデン師は前走後に秋の目標を英チャンピオンステークス(芝10ハロン)と明かし、適性には自信をうかがわせている。トゥーダーンホットとサーカスマキシマスも古馬相手のG1サセックスステークスでワンツーを演じており、ここでキングオブコメディが通用する可能性は大いにある。