エネイブルがG1ヨークシャーオークス快勝、英国での有終の美を飾る
2019年08月23日 11:05
現地22日、英ヨーク競馬場にてG1ヨークシャーオークス(牝馬限定、芝12ハロン)が行われ、L.デットーリ騎乗の女傑エネイブルが快勝した。
2着は2馬身3/4差でマジカル。3着のラーティダーはさらに10馬身もちぎられた。
エネイブルはこれで3歳春のデビュー3戦目から仏G1凱旋門賞の連覇を含めて12連勝。今年はエクリプスステークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、そして今回のヨークシャーオークスと英G1を3連勝した。
これで英国でのレースキャリアを終え、前人未到の凱旋門賞3連覇へ向かうエネイブル。J.ゴスデン調教師は「今回は凱旋門賞へ向けてのいい足がかりになった」としつつ、「ただし私は3歳牡馬たちの存在を感じている。(前日のG1英インターナショナルステークスでは)ジャパンの勝利を見たし、ジャンクロード(ルジェ調教師)も仏ダービー馬(ソットサス)を擁している。あの馬は別格に思えた」と未対戦の3歳馬を警戒していた。