3歳馬シャインソーブライトが金星、英G2シティオブヨークSでG1馬ローレンス撃破
2019年08月25日 11:30
英G2シティオブヨークステークス(3歳以上、芝7ハロン)が現地24日にヨーク競馬場で行われ、ハナを切った4番人気シャインソーブライトと2番手追走の1番人気ローレンスが、残り2ハロンから激しいつばぜり合いを展開。ゴールで首の上げ下げとなり、シャインソーブライトがハナ差しのぎ切った。
2馬身離れた3着に3番手からケープバイロン(2番人気)が続き、3番人気のルブリヴィドは9頭立ての7着に終わった。
シャインソーブライトはオアシスドリーム産駒の3歳牡馬で、2歳6月のデビュー2戦後にK.バーク厩舎からA.ボールディング調教師の管理下へ転厩。その直後からジムクラックステークスなどG2レース3戦で3着を続けていた。今回は5月の英2000ギニー6着以来のレースで重賞初制覇となった。
ボールディング師はシャインソーブライトが来年も現役続行することを確信しており、年内のG1制覇にプレッシャーは感じていないものの、今後のプランについてオーナーたちと詰める意向。「フォレ賞(10月6日)が良さそうだが、彼は速い馬場が得意だから、不向きな馬場になることが唯一の心配」「いずれマイルをこなせるようになるかもしれない」と選択肢に含みを持たせている。
一方、かつての管理馬に金星配給となったバーク師は「彼女(ローレンス)は進境著しい馬より斤量を7ポンド(約3.2kg)負担していたし仕方ない」「彼(シャインソーブライト)はよくやったよ」と、愛馬を労うとともに勝者を称賛。ローレンスが見せたスピードを評価し、大目標のメイトロンステークス(9月14日)の後はフォレ賞かサンチャリオットステークス(10月5日)とコメントした。