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テンソヴリンズ、馬場不向きで英G1スプリントカップ回避も

2019年09月05日 11:07

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 7月に英G1ジュライカップを制したA.オブライエン厩舎の3歳馬テンソヴリンズが、出走を予定していた現地7日の英G1スプリントカップを馬場状態を理由に回避する可能性が出てきた。

 テンソヴリンズはマイル戦のG1英2000ギニー5着後に短距離路線へ。ジュライカップで強豪アドヴァータイズを2着に抑えて勝利を飾った。前走の英G1ナンソープステークスでは初の5ハロン戦で6着どまりだったが、6ハロンに戻るスプリントカップでの巻き返しが期待されていた。

 しかしオブライエン調教師は現地4日、「ソフトな馬場では走らせたくないと思っている。予報は雨だからまずいね」とコメント。「テンソヴリンズは速い馬場向き。もし彼がスプリントカップを回避するならば、フェアリーランドが代わりに出るかもしれない」と、2歳時にG1チェヴァリーパークステークス勝ちの実績があり、ジュライカップではテンソヴリンズの3着だった3歳牝馬をスプリントカップに出走させる可能性を示唆した。