米G1ペンシルベニアダービー、伏兵マスウィザードが大外から人気馬を一掃
2019年09月22日 13:40
米G1ペンシルベニアダービー(3歳、ダート9ハロン)が現地21日にパークスレーシング競馬場で行われ、6頭立ての5番手で最終コーナーを回った5番人気のマスウィザードが、直線で大外から末脚を炸裂。前方で争う4頭をまとめて差し切った。
クビ差の2着に2番人気のミスターマネー、さらに1馬身差の3着争いをプリークネスステークスステークス優勝馬のウォーオブウィル(3番人気)が制し、ケンタッキーダービーに続き現地1番人気のインプロバブルはハナ差で4着だった。
マスウィザードはS.ジョセフJr.調教師が管理するアルゴリズム産駒(その父バーナーディニ)で重賞初制覇。今年1月にデビュー5戦目で初勝利を挙げ、続く条件戦と2連勝したものの、その後は重賞初挑戦のG2ウッドメモリアルステークス(4着)など重賞を中心に一歩及ばない結果が続いていた。