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凱旋門賞に挑むナガノゴールド、関係者は「5着以内なら御の字」

2019年10月02日 12:20

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 凱旋門賞に参戦表明しているナガノゴールドは、それを実現させればチェコ共和国を世界の競馬地図に描き加えることになる。彼はエネイブルに対して勝ち目のない馬の1頭として出走することになるであろうが、すでにオッズをしのぐ走りができることを証明済みだ。単勝26倍だったロイヤルアスコットのハードウィックステークスでは、もう少しで計り知れないショックを与えるところまで行った。

 V.ルカ調教師の代理人は「彼の準備は万事順調で完ぺきだよ。やりたいことを何の問題もなくやれているし絶好調さ」と状態に自信を隠さない。そして「もちろん厳しいレースになるだろう。相手には世界最高クラスの馬がいるし、5着以内なら御の字だよ」と控え目に目標を掲げる。

 その上で、1番人気に推されるも3着に敗れた前走のドーヴィル大賞について「ペースが遅すぎた。我々はペースメーカーを用意したが、誰も追い掛けようとせず上がり勝負になってしまった。彼はステイヤーだし、ドーヴィルではスタミナを要さなかった」と敗因を分析。凱旋門賞では異なるペースになるよう期待を明かした。

 なお、フランス周辺の雨予報には「重馬場はこなせるが不良馬場の経験はない。良や重なら問題ないよ。どんな状態でも大丈夫ではないかな」と、ナガノゴールドに馬場状態は不問と話している。