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英G1サンチャリオットS、ビルズドンブルックがクラシックの舞台で完全復活

2019年10月06日 13:40

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 英G1サンチャリオットステークス(3歳以上牝馬、芝8ハロン)が現地5日にニューマーケット競馬場で行われ、中団のラチ沿いを進んだ7番人気のビルズドンブルックが、前方から先に抜け出した5番人気のヴァレイシャスをゴール前で差し切り、1馬身1/2差をつけて快勝した。

 さらに1/2馬身差の3着に3番人気のイリデッサが追い上げ、1番人気を分け合ったローレンスは逃げたものの7着。マークしたハモーサも8着に沈んだ。

 ビルズドンブルックは昨年5月の英1000ギニーと同じ舞台で、それ以来となる2度目のG1制覇。英1000ギニー後は1年にわたって未勝利と低迷していたが、6月のリステッドで6戦ぶりに白星を挙げ、前走のG3オークツリーステークスでも勝利と再起のきっかけをつかんでいた。

「今日は全く負けそうになかった」と自信の鞍だったことを打ち明けたR.ハノン調教師は、「彼女はいくらか負けてきたけど、今日は飛び切り素晴らしかったし、この秋さらにレースをさせようかと思うよね」と続戦に言及。オーナーが遠征を望んでいるとし、ブリーダーズカップが脳裏にあることを示唆していた。