サプライズベイビーが豪G3ザバートカミングス快勝、メルボルンC戦線に浮上
2019年10月09日 11:54
現地5日に豪フレミントン競馬場でG3ザバートカミングス(芝2520m)が行われ、中団後ろ目につけた1番人気のサプライズベイビーが、大外から進出して1.5馬身突き抜けた。
2番人気のスーパーノヴァが中団ラチ沿いから経済コースをキープして2着を確保。3番人気で日本生まれのノヴェリスト産駒ウォルフ(3番人気)は逃げ粘るも3着に終わった。
ショッキング(その父ストリートクライ)産駒のサプライズベイビーは3月のG2アデレードカップに続く重賞2勝目。この勝利によりG1メルボルンカップの優先出走権を獲得した。同馬は明け4歳の昨年10月21日とデビューこそ遅れたものの、アデレードCまでに6戦4勝とするなど、ここまで順調に力をつけている。
なお、7日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、サプライズベイビーはコーフィルドカップを飛ばしてメルボルンCへ直行することが濃厚。また、事前のハンデキャップより1kg増量される一方、同馬を前売り1番人気に推す現地ブックメーカーも現れている。