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​最新世界ランキング、凱旋門賞馬ヴァルトガイストが首位タイに

2019年10月12日 10:39

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 IFHA(国際競馬統括機関連盟)が最新の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表。前人未到の凱旋門賞3連覇を狙ったエネイブルの偉業を阻止したヴァルトガイストが首位タイに浮上した。

 今回の中間発表は2019年1月1日から10月6日までに実施された世界の主要レースが対象となる。ランキングトップはクリスタルオーシャン、エネイブル、ヴァルトガイストの3頭で128ポンド。凱旋門賞を勝ってエネイブルの3連覇を阻止したヴァルトガイスト(前回は124ポンドで8位タイ)は一気に順位を上げた。

 一方、クリスタルオーシャン(前回は127ポンドで2位)は、エネイブル、ヴァルトガイストとの対戦成績などを改めて検討した結果、レーティングが上方修正されて前々回以来のトップに。対象となったレースは、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスで、トップの3頭はいずれも距離区分「L」でのレーティングとなる。

 4位は前回125ポンドで4位タイだったビューティージェネレーションで127ポンド。香港のセレブレイションカップをトップハンデで快勝し、昨年のLWBRR127ポンドと並ぶ高い評価となった。距離区分「M」ではトップに立っている。

 5位は前回3位だったガイヤースで126ポンド、6位タイはバターシュ、ベンバトル、シティオブライト、ウィンクスの4頭で125ポンド。ベンバトルは今年最初の出走となったジョエルステークスを完勝し、昨年のLWBRR123ポンドを上回る自己最高のレーティングとなった。バターシュ、シティオブライト、ウィンクスの3頭は、前回の4位タイから順位を下げている。

 そのほか、凱旋門賞3着のソットサスが順位を上げ、ジョッキークラブゴールドカップで1位入線(2着降着)のヴィーノロッソが新たにランキングに加わるなどの動きがあった。

 日本調教馬は、前回に続いてブラストワンピースとウインブライトの2頭が24位タイ(120ポンド)に掲載されている。