メールドグラース、G1初挑戦のコーフィールドCで豪脚一閃!
2019年10月20日 11:15
日本から豪州に遠征中のメールドグラースが現地19日にコーフィールド競馬場で行われたG1コーフィールドカップ(3歳以上、芝2400m)に出走。後方2番手追走から最終コーナーでは大きく外を回って進出すると、直線豪快に1馬身突き抜けて1番人気に応えた。
メールドグラースの前でレースを進めたヴァウアンドディクレア(4番人気)が、中団から馬群の中を伸びたミラージュダンサー(7番人気)との2着争いを0.2馬身差で制し、中2日で挑戦した日本生まれのウォルフは逃げるも13着に終わった。
メールドグラースは4月のG3新潟大賞典から重賞4連勝でG1初制覇。日本調教馬のコーフィールドC勝利は2014年のアドマイヤラクティに続き史上2頭目、オセアニア域外からの遠征馬では史上6頭目の快挙となった。
現地競馬メディアの『racing.com』によると、メールドグラースを勝利に導いたD.レーン騎手は「彼に乗って2勝を挙げ、(コーフィールドC出走の)種をまいたんだ。53kgで出走できそうだし、陣営は本当に喜んでくれた。でも、その後にもう1勝して55kgになりそうになり、(遠征が)取りやめになるかもしれなかった」「55kgでも勝てると分かっていたし、陣営に頼み込んだよ。連れてきてくれて一生恩に着るね」と感謝しきりの様子を伝えている。
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