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モレイラ騎手はビューティーレガシーを指名、香港4歳三冠戦へ騎手たちに動き

2020年01月15日 13:20

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 今月27日に迫った香港4歳三冠シリーズ初戦の香港クラシックマイルに向け、J.モレイラ騎手がビューティーレガシーをパートナーに指名した。地元メディアの『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)が現地14日付けで報じている。

 デビューした豪州でホークショットという馬名だったビューティーレガシーは、G2オータムステークスを勝つなどマイル以下の重賞で実力を証明済み。5日に迎えた香港初戦は1400mで末脚を炸裂させたが、モレイラ騎手はマイルへの距離延長にも自信を見せている。

 モレイラ騎手のお手馬には自身の騎乗時に7戦4勝のチャンピオンズウェイもおり、タフな選択だったことを認めつつも「彼(ビューティーレガシー)が初戦で披露したものは、他の馬には滅多にない類の感覚だった。初めてのコースやテンポなどあらゆる環境を克服できた」と潜在能力の高さを評価する。

 一方、モレイラ騎手の決断を歓迎したのがK.ティータン騎手だ。「ジョアン(モレイラ騎手)がビューティーレガシーで勝つのを見て、ジョアンは選択を迫られると思った。だから、誰かが悟ってJ.サイズ調教師に電話する前に“私を乗せて”と言ったんだ」と首尾よくチャンピオンズウェイの鞍上に収まった。

 ティータン騎手には自身の手綱で3連勝中の有力馬モアザンディスがいたが、オーナーがR.ムーア騎手を招へいすることにしたため、三冠シリーズでの騎乗馬を失っていた。「モアザンディスを降ろされて何も無くなったけど、あのような馬(チャンピオンズウェイ)でビッグレースに臨めるし気分はいいよ」「3連勝した馬に突然乗れないことになればしんどいさ。でも、これが香港のレースで文句は言えない」と新パートナーとのレースに向けて気持ちを切り替えている。