2018年のドバイターフで日本のヴィブロスらに完勝するなど、芝路線の世界的強豪として知られるベンバトルが、アルマクトゥームチャレンジラウンド2（6日）でダートに初挑戦する。同馬を所有するゴドルフィンが公式サイトで報じている。

　ベンバトルは今年初戦となった1月9日のG2シングスピールステークスでC.スミヨン騎手を背に完勝を収めた。ダート初戦のアルマクトゥームチャレンジR2では、昨年のドバイワールドカップでサンダースノーにハナ差2着のグロンコウスキー、アルマクトゥームチャレンジR1の勝者キンベアーといった強豪と対戦する。

　S.ビン・スルール調教師は「ダート初戦だから話は違うだろうけど、彼は好調で調教場のタペタで良く動くんだ」と適性を示唆。「モハメド殿下がベンバトルにダート適性があるか試すのを認めてくれたから我々は彼の将来を決められる。彼は一流だし勝ってほしいね」と慎重な中にも勝算ありの口ぶりだ。