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香港で定年勇退のムーア師、豪州でのキャリア継続へ具体的なプランを披露

2020年04月29日 15:14

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 香港ジョッキークラブの定年制度により今季限りで勇退となるJ.ムーア調教師が、豪メディア『The Dailytelegraph』(電子版)のインタビューに応じ、今後の具体的なプランを披露した。

 現地28日付けで報じられた記事によると、70歳で香港JCの定年を迎えるムーア師は母国の豪州に帰って調教師を続ける意向を持っており、すでにオーストラリアンターフクラブ(ATC)と接触済み。ローズヒルガーデンズ競馬場で開業している弟のゲイリー・ムーア調教師と共同で厩舎運営に当たれるよう申請しているという。

 また、ゲイリー師が切り盛りしている20馬房に加え、さらに15から20馬房増やしたいと希望。ニューゲートファームやチャイナホースクラブ、アローフィールドスタッドらの有力オーナーや香港で懇意にしていた馬主から、すでに1歳馬や2歳馬の預託を受けていることも明かしている。

 さらに、香港で管理しているビューティージェネレーションの豪州移籍が取りざたされているが、エセロの馬主にも移籍を勧めているとのこと。エセロは26日のチェアマンズスプリントプライズで鼻出血を発症したため、しばらく放牧に出した後、可能であればジ・エベレストを狙いたいと話している。