元メジャーリーガー所有のキングギレルモ、ベルモントSは回避
2020年05月22日 12:51
G2タンパベイダービーを制するなど、今年の米クラシック戦線で有力視されているキングギレルモが、現地6月20日に延期されたG1ベルモントステークスを回避することが分かった。
これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が20日に報じたもの。本来ならクラシック最終戦としてダート12ハロンで行われるベルモントSだが、今年は新型コロナウイルスの影響でケンタッキーダービーとプリークネスステークスが秋に延期されたため三冠レースの初戦として施行。距離もダート9ハロンに短縮された。
キングギレルモは3月のタンパベイダービーで重賞初制覇。5月2日のG1アーカンソーダービー(Div2)ではナダルの2着と善戦した。しかし馬主である元メジャーリーガーのV.マルティネス氏によると、5月27日に帰厩するキングギレルモは9月5日のケンタッキーダービーを長期的な目標に据え、ベルモントSは回避するという。