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仏G3ゴントービロン賞、スカレティがソットサスを差し切り

2020年08月16日 10:00

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 仏ドーヴィル競馬場で現地15日に行われたG3ゴントービロン賞(4歳以上、芝2000m)は、最後方を追走したスカレティが直線入口で先頭のソットサスを目標に進出すると、内から馬体を併せてクビ差で接戦を制した。

 スカレティは昨年11月の伊G2ローマ賞以来となる4度目の重賞勝ち。それまでに凱旋門賞ウィークの仏G2ドラール賞など7連勝していたが、今季は5月の初戦から3着が続き、3戦目で大物撃破を果たした。

 P.ブドー騎手は『Sky Sports Racing』に対し「彼はスイミングホースなんだ。柔らかい馬場は大好きさ」「彼には重ないし不良馬場が合っている。今日は凄く深かった。(ソットサスと比較して)斤量をもらっていたし、よくやったよ。根性があった」とスカレティを称賛。今後は馬主や調教師次第としつつ、英チャンピオンステークスの適性を挙げている。

 なお、この結果を受けて英ブックメーカー『パディーパワー』は、凱旋門賞におけるソットサスの前売りオッズを13倍から17倍に改めた。セン馬のスカレティに凱旋門賞の出走資格はない。