現地23日、英サンダウン競馬場で行われたG3アタランタステークス（3歳以上牝馬、芝8ハロン）は、W.ビュイック騎乗のマーモーラ（5番人気タイ）がハナを切ると、2018年の英1000ギニー馬ビルズドンブルック（2番人気）の追い上げを1/2馬身しのいで逃げ切った。

　さらに3/4馬身差の3着争いは、前年の勝ち馬で3番人気のラベンダーズブルーが1番人気のクアドリラテラルを差し込んで決着した。

　マーモーラはドバウィ産駒の4歳馬で重賞初制覇。前走のG2バランシーンステークス（3着）まではサイモン・クリスフォード調教師の管理だったが、このレースから息子のエド師との共同管理に変更となった。今回は昨年9月以来となる勝利で、通算成績を13戦4勝としている。

　レース後、エド師はマーモーラの大目標にG1サンチャリオットステークスを挙げている。