現地5日、豪ランドウィック競馬場でG2チェルムスフォードステークス（3歳以上、芝1600m）が行われ、ミスターシーウルフ（1番人気タイ）が番手追走から直線で抜け出すと、4番手から追撃する8番人気ユーロンプリンスを0.2馬身振り切った。

　さらに0.5馬身差の3着に6番人気フィンシュが3番手から流れ込み、15頭立ての一戦に9頭を送り込んだC.ウォーラー調教師が上位3着を独占。もう1頭の1番人気エンジェルオブトゥルースは5着に終わった。

　ミスターシーウルフは昨年9月末のG2シャノンステークスから約1年ぶり3度目の重賞制覇。今年3月のG1カンタベリーステークスでは3着に善戦したが、その後はG1で大きな着順が続き、明け9歳を迎えた今季初戦の前走もG2ミサイルステークスで5着だった。