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ジ・エベレストは距離不足、アリゲーターブラッドが別路線を選択

2020年09月16日 10:55

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 昨季の豪州3歳戦線をけん引したアリゲーターブラッドが、現地12日にドゥームベン競馬場のハンデ戦(芝1110m)で実戦復帰。次位より4kg重い61kgのトップハンデを負担し、10頭立ての7番手から直線でしぶとく末脚を伸ばすも、ハンデ54kgの勝ち馬から1.1馬身差の3着に終わった。

 翌日の豪競馬メディア『racing.com』によると、そのレースぶりを見たD.ヴァンダイク調教師は「1300mのシルバーイーグル(1010日)の方が、どちらかというとジ・エベレスト(1016日)より合っているかな」と、1200mで行われる世界最高賞金の芝レースに参戦しない考えを明かした。

 その上で、ヴァンダイク師はアリゲーターブラッドに1200mより長い距離が適しているとし、シルバーイーグル(賞金総額50万豪ドル)と1500mのゴールデンイーグル(1031日、賞金総額750万豪ドル)に目標を変更すると話している。なお、ヴァンダイク師はアリゲーターブラッドの長期的な展望として、来年のコックスプレート挑戦に言及した。