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長距離王ストラディバリウス、凱旋門賞の鞍上はペリエ騎手に決定

2020年09月28日 10:14

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 現地10月4日の仏G1凱旋門賞に出走予定も鞍上が未定だった欧州長距離王ストラディバリウスにO.ペリエ騎手が騎乗することが分かった。英競馬メディア『racingpost.com』が27日に伝えている。

 J.ゴスデン厩舎の6歳馬ストラディバリウスはL.デットーリ騎手が主戦を務め、G1英ゴールドカップ3連覇などを果たした名ステイヤー。この秋はクラシックディスタンスの凱旋門賞を目指しており、前走は仏G2フォワ賞で僅差の2着だった。

 ただしデットーリ騎手は史上初の凱旋門賞3勝目を狙う同厩の女王エネイブルへの騎乗が決定。陣営は代役として凱旋門賞4勝の実績を誇る地元フランスのペリエ騎手に白羽の矢を立てた。

 1996年からエリシオ、パントレセレブル、サガミックスで凱旋門賞を3連覇し、2012年には日本から参戦したオルフェーヴルを人気薄の牝馬ソレミアで2着に下したペリエ騎手は、ストラディバリウスへの騎乗決定に「ワンダフル。彼はスーパーホースだ。騎乗できて本当に幸せ」とコメント。

 さらに「ストラディバリウスに凱旋門賞はぴったりだと思う。パリは雨が多いし、それが大きな後押しになる。彼は力強く、真のチャンピオンだ」と新たな相棒に期待を寄せていた。