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​米ウィンスターファーム、期待の新種牡馬3頭がラインナップ入り

2020年11月10日 12:26

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 現地8日、米ウィンスターファームで来年から種牡馬入りする3頭のG1馬たちが同ファームに到着した。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 その3頭とはG1を4勝し、先日のG1ブリーダーズカップクラシックでは2着と善戦したインプロバブル、昨年のG1クラークステークス勝ち馬トムズデター、そして今年9月のG1ウッドワードハンデキャップを勝ったグローバルキャンペーンだ。

 4歳馬のインプロバブルはミスタープロスペクター系シティジップの産駒で、母父はエーピーインディ。2歳時にG1キャッシュコールフューチュリティを勝ち、3歳時は重賞未勝利だったものの、4歳となった今年はハリウッドゴールドカップ、ホイットニーステークス、オーサムアゲインステークスとG1を3連勝した。通算成績は15戦7勝。

 7歳馬トムズデターもミスタープロスペクター系のスマートストライク産駒で、母父はジャイアンツコーズウェイ。6歳秋に重賞初制覇した晩成型で、昨年11月のG1クラークステークスを制したほか、今年のG2スティーブンフォスターステークスなどを勝った。通算成績は20戦11勝。

 4歳馬グローバルキャンペーンはスマートストライク産駒カーリンを父に持ち、母父はエーピーインディ。ウッドワードHなど重賞を3勝し、前走のBCクラシックでは3着と好走した。引退前に来年1月のG1ペガサスワールドカップに出走する可能性もあるという。