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【香港マイル】ゴールデンシックスティが圧巻の差し切り、アドマイヤマーズは連覇ならず

2020年12月13日 18:50

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 シャティン競馬場で現地13日に行われたG1香港マイル(3歳以上、芝1600m)は、中団後方につけた香港4歳三冠馬ゴールデンシックスティ(1番人気)が直線一気の末脚で2馬身突き抜け完勝。11連勝でG1初制覇を飾った。勝ち時計は13345GOOD)。

 連覇を狙った日本のアドマイヤマーズ(2番人気)は逃げ馬に並ぶように2番手を追走し、最後まで粘りを発揮したものの、7番人気サザンレジェンドの差し脚に1/4馬身差屈して3着。ビューティージェネレーションは勝ち馬から3馬身1/4差の5着に終わった。

 抜群のスタートを決めたアドマイヤマーズは、内のカーインスターを見ながら先行。カーインスターがペースを落ち着かせると、離れることなく横づけするように2番手を進んだ。両馬を前に見ながらオーダーオブオーストラリアとビューティージェネレーションが34番手で並走し、さらにワイククとマイティジャイアントの2頭、この後ろからサザンレジェンド、ゴールデンシックスティの順に連なり、出遅れたローマナイズドはシンプリーブリリアントと最後方を追走した。

 アドマイヤマーズは絶好の手応えから最終コーナーで早くもカーインスターをかわしにかかり、すかさずビューティージェネレーションも追撃。これにワイククも接近を図ったが、第3コーナーから進出を開始していたゴールデンシックスティが軽快な足取りで大外から直線に入ると、C.ホー騎手のゴーサインを受けて末脚爆発。直線半ばを待たずにアドマイヤマーズらをまとめて差し切り、残り100mでは3馬身ほど抜け出して余力十分にフィニッシュを決めた。

 アドマイヤマーズは食らいつくビューティージェネレーションに先を譲らず、残り300mで先頭に躍り出たものの、さらにワイククが並んでくると同時にゴールデンシックスティが急襲。その後は二枚腰でビューティージェネレーションとワイククを抑え込んだが、ゴール前でサザンレジェンドに差し込まれて3着でのゴールとなった。

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