出世レースの米G3ロバートB.ルイスS、メディーナスピリットが際どく逃げ切り
2021年01月31日 14:20
現地30日、米G3ロバートB.ルイスステークス(3歳、ダート8.5ハロン)がサンタアニタパーク競馬場で行われ、1番人気のメディーナスピリットが3頭一線の叩き合いをしのいで逃げ切った。
最後方の6番手から追い上げた5番人気ローマンセンチュリアンがクビ差の2着、ブリーダーズカップジュベナイル2着馬のホットロッドチャーリー(2番人気)が4番手追走からハナ差の3着に続いた。
メディーナスピリットはプロトニコ(その父ジャイアンツコーズウェイ)産駒で重賞初制覇。昨年12月11日にデビュー勝ちを飾り、2戦目の前走は1月2日のG3シャムステークスでクラシック候補のライフイズグッドに3/4馬身差の2着だった。
ケンタッキーダービー指定ポイントレースのロバートB.ルイスSからは多くの活躍馬が出ており、2012年の優勝馬アイルハヴアナザーはKYダービーとプリークネスステークスの二冠制覇、2009年のパイオニアオブザナイルはKYダービー2着などの成績を残して種牡馬入りし、三冠馬アメリカンファラオを輩出した。また、昨年のペガサスワールドカップを制したムーチョグストも2019年にこのレースを勝っている。