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G2ドバイシティーオブゴールド、ウォルトンストリートが連続レコードで完勝

2021年03月07日 12:17

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 現地6日、メイダン競馬場でG2ドバイシティーオブゴールド(芝2410m)が7頭によって争われ、ウォルトンストリートが3.5馬身差で完勝するなど、過半数の4頭を送り込んだゴドルフィンの所有馬が上位を独占した。

 レースはコミュニケが先頭でペースを作り、背後にブリリアントライト、その外にウォルトンストリートが並んで向正面を通過。ウォルトンストリートの後ろからドバイフューチャー、デザートファイアの順に連なると、3、4コーナーの中間で早くもウォルトンストリートが先頭を奪い押し切った。2着にドバイフューチャー、さらに1.25馬身差の3着にデザートファイアが続いた。

 ウォルトンストリートはC.アップルビー調教師が管理するケープクロス産駒の7歳セン馬で重賞初制覇。今回は2018年の英G3ジェフリーフリアステークス(3着)、2019年の仏G3ルー賞(2着)以来となる3度目の重賞挑戦だった。前走は1月にメイダン競馬場のリステッドで芝2410mのトラックレコード(2分26秒83)をマークしたが、この日は再び同タイムでの勝利となった。

 メイダン競馬場の公式ツイッターはレース後にウォルトンストリートを勝利に導いたW.ビュイック騎手のコメントを投稿。「このレースはシーマクラシックに向けて非常に良いガイドになるけど、彼にはホークビルやオールドペルシアンがこのレースを勝った時ほどの実績がない。よくやってはいるが、まだまだかな」と、ドバイシーマクラシックとの連勝を果たしたかつてのパートナーと比較して慎重な姿勢を見せている。