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ドバイG3マハブアルシマール、キャンヴァストがゴール前の逆転劇で重賞初制覇

2021年03月07日 12:39

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 現地6日にメイダン競馬場で行われたドバイゴールデンシャヒーン前哨戦のG3マハブアルシマール(ダート1200m)は、抜群のスタートから逃げたL.デットーリ騎乗のグッドエフォートが一時は5馬身ほどのリードを築くも最後の100mで失速。中団追走のキャンヴァストがゴール前で差し切った(クビ差)。

 キャンヴァストはD.ワトソン調教師が管理するシャマーダル産駒の6歳セン馬で重賞初制覇。3歳秋にR.ヴェリアン厩舎からデビュー勝ちを飾るも、2019年の途中でワトソン厩舎に移籍するなど休養を繰り返し、この日で8戦目(4勝目)だった。今年1月にG3ジェベルアリマイル(ダート1600m)で重賞に初挑戦した際は、勝ち馬から7.5馬身差の3着に終わっている。

 メイダン競馬場の公式ツイッターによると、レース後にキャンヴァストのP.ドッブス騎手は「残り3ヤードまで捕まえられると思わなかった。4馬身差をどうにかしなければならなかったが、速いラップだったから残り100ヤードでフランキー(デットーリ騎手)が減速したんだ」とコメントしている。