バファート厩舎のビューティフルギフト、米G3サンタイサベルSで際どく差し切り
2021年03月10日 12:17
米サンタアニタパーク競馬場で現地7日にG3サンタイサベルステークス(3歳牝馬、ダート8.5ハロン)が4頭により争われ、3番手を追走した3番人気ビューティフルギフトが直線入口で突き放されるも、2番手から粘る2番人気モラズに追いすがって際どく差し切った(アタマ差)。
1番人気のカリプソは2馬身3/4差の3着に敗れ、さらに23馬身離れて最低人気のヒールズアップだった。
ビューティフルギフトはメダグリアドーロ産駒でB.バファート調教師が管理。昨年9月にデルマー競馬場のダート5.5ハロンでデビューし、10月の2戦目にサンタアニタのダート8ハロンで初勝利を挙げた。今回は5か月半ぶりの3歳初戦で重賞初挑戦だった。
サンタイサベルSはケンタッキーオークスの指定ポイントレースで、最近10年の優勝馬からオークス馬こそ誕生していないものの、ステラーウインド(2015年)、ソングバード(2016年)、ユニークベラ(2017年)、ミッドナイトビズー(2018年)は後にG1レースを3勝以上した。