コンサートツアーが米G2レベルSを圧勝、前年のナダルと同じルートでデビュー3連勝
2021年03月14日 13:59
ケンタッキーダービー指定ポイントレースのG2レベルステークス(3歳、ダート8.5ハロン)が現地13日にオークローンパーク競馬場で行われ、2番人気のコンサートツアーが好スタートからハナを切ると、ノーステッキで4馬身1/4差の逃げ切りを決めた。
2着に中団で内ラチ沿いキープの6番人気ホージャー、さらに3/4馬身差の3着には逃げる勝ち馬とホージャーの間から外を回った5番人気のビッグレイクが続き、1番人気のカドーリヴァーは好発からコンサートツアーの外2番手につけてプレッシャーをかけ続けたものの、直線では逆に突き放されて5着に完敗した。
コンサートツアーは前走のG2サンヴィセンテステークスに続く重賞2勝目でデビューから無傷の3連勝。管理するB.バファート調教師は昨年もサンヴィセンテS勝ちのナダルを、このレースでデビュー3連勝に導いた。J.ロザリオ騎手とのコンビではレベルS連覇で、バファート師は通算8勝目、ロザリオ騎手は2勝目としている。