現地14日、英ニューマーケット競馬場にてG1英1000ギニーの前哨戦となるG3ネルグウィンステークス（3歳牝馬、芝7ハロン）が行われ、R.ムーア騎乗の3番人気セイクリドが勝利した。

　3/4馬身差の2着は2歳時に英G3オーソーシャープステークス勝ちのある2番人気サフロンビーチ。1番人気に推されていたデビュー2連勝馬ラブイズユーはさらに1馬身半差の3着までだった。

　セイクリドはW.ハガス厩舎のエクシードアンドエクセル産駒。2歳時はデビュー勝ち後に3戦連続でG2を2着と勝ちきれず、昨年9月の英G1チェヴァリーパークステークスでは最下位の8着と惨敗。今回はそれ以来のレースだったが、見事に重賞初制覇を果たした。

　ハガス調教師は「2歳時のG2で3連敗はフラストレーションがたまった」と語るも、「今日は力を証明した」とコメント。英1000ギニー参戦の意向を示していた。