KYダービー開催の競馬場、禁止薬物使用のバファート師を2年間の出走停止処分
2021年06月03日 10:45
ケンタッキーダービーなどを開催する米チャーチルダウンズ競馬場は現地2日、今年のKYダービーで1位入線したメディーナスピリットの禁止薬物使用問題を受け、殿堂入りトレーナーのB.バファート調教師を2年間の出走停止処分とすることを発表した。
この件は、KYダービーのレース後にメディーナスピリットの検体から副腎皮質ホルモンのベタメタゾンが検出されたのが発端。バファート師は潔白を訴えていたが、2度目の検体検査でも陽性反応が出たことで今回の処分となった。
メディーナスピリットはKYダービー後にクラシック第2戦のG1プリークネスステークスに出走して3着。しかしダービーでの勝利は一転して失格の危機となっている。