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豪州の注目馬ザーキ、薬物検査陽性でJRAプレート失格処分に

2021年06月19日 14:02

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 豪州のレーシング・ニューサウスウェールズは現地17日、5月にG1ドゥームベンカップを勝つなど最近の活躍が目覚ましいザーキが、4月24日に出走したG3のJRAプレートでの薬物検査で陽性反応を示したとして、同レースを失格処分とした。

 これは豪競馬メディア『racing.com』が報じたもの。ザーキはレース前の検体から抗炎症剤の陽性反応が認められたという。

 7000豪ドル(約58万円)の罰金などの処分を受け入れたA.ニーシャム調教師は、全面的に責任を認めた上でプロとして恥ずかしいとコメント。「メロキシカムは馬への抗炎症剤として広く使われているもので、多くの厩舎がそうしているように、ザーキにも追い切り後に常用していた」と語っている。

 6歳せん馬のザーキはJRAプレートで2位に入線後、G2ADホリンデイルステークス、G1ドゥームベンカップ、G2のQ22と3連勝中。10月のG1コックスプレートの前売りでは3.50倍の1番人気に推されている。