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バファート調教師へのニューヨーク州出走停止処分が無効に

2021年07月17日 13:10

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 米連邦地方裁判所は現地14日、薬物問題が浮上したB.バファート調教師が受けたニューヨーク州の3競馬場への出走停止処分を無効とする判断を下した。

 バファート調教師は、5月1日のG1ケンタッキーダービーで1位入線したメディーナスピリットから禁止薬物の陽性反応が検出されたことで、同17日にニューヨーク州競馬協会(NYRA)からアケダクト、ベルモントパーク、サラトガの3競馬場への出走停止処分を科されていた。

 しかし連邦地方裁判所は、NYRAが最終審理前に処分を下すなどプロセスに問題があったと判断。NYRAは6月5日にG1ベルモントステークスが迫る状況でレースの品位を保つために迅速な決断が必要だったと主張していたが認められず、「我々の取るべき法的選択肢を判断するため裁判所の判断を精査し、次のステップへ進む」としている。