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ディープ産駒スノーフォール、またしても圧勝で英・愛オークス両制覇

2021年07月18日 08:13

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 ディープインパクト産駒のスノーフォールが現地17日にカラ競馬場で行われたG1愛オークス(3歳牝馬、芝12ハロン)に出走。単勝1.3倍の圧倒的人気に推されて道中4番手を追走すると、背後でマークする4番人気ディヴァインリーを直線の残り2ハロンから8馬身1/2差と突き放す圧勝で英オークスとのダブル制覇を達成した。

 五分の発馬を決めたスノーフォールは同じクールモア所有の3頭を先に行かせてラチ沿い4番手を追走。最終コーナーから外へ切り替えて進路を確保すると、迎えた直線では鞍上のR.ムーア騎手が残り2ハロン標識を合図に軽く促しただけで先頭に立ち、その後は一方的にリードを広げた。2着と1/2馬身差の3着には3番人気ナイセストが3番手から粘り込み、2番人気のウィローは2番手追走から4着に終わった。

 スノーフォールは5月のG3ミュージドラステークスから3連勝。16馬身差で圧勝した前走の英オークスに続く2度目のG1制覇で通算3度目の重賞勝ちとした。英・愛オークスのダブル制覇は史上15頭目で、同馬を管理するA.オブライエン調教師にとっては2016年のセブンスヘブン以来となる6度目の愛オークス勝利となった。

 オブライエン師は「エプソム(英オークス)の馬場は柔らかかったしシーズンは続くから、エプソムの後はあえて彼女に少し楽をさせたんだ」「エプソム後は体調をとても良く整えられたし、彼女は非常に大きく強くなった」と喜び、スノーフォールの次戦にG1ヨークシャーオークスを挙げている。