凱旋門賞有力馬のタルナワ、まずは愛チャンピオンS挑戦
2021年08月27日 11:10
D.ウェルド調教師が、10月の仏G1凱旋門賞でも有力視されている重賞5連勝中の5歳牝馬タルナワで、まずは9月11日のG1アイリッシュチャンピオンステークス初制覇を狙っている。
ウェルド師は2015年の愛チャンピオンSに英G1プリンスオブウェールズステークス勝ち馬フリーイーグルで臨んだが、この年の英ダービー馬ゴールデンホーンの3着に敗れた。
ちなみに愛チャンピオンSと凱旋門賞を同一年で制したのは、15年のゴールデンホーンが最後。ウェルド師も「凱旋門賞挑戦はすなわち、対戦相手も強くなるということ。特に今年は最近のレーティングからも激戦になるとにらんでいる」と語り、「ほかの牝馬たち(スノーフォールとワンダフルトゥナイト)は素晴らしいし、成長著しい3歳牡馬(アダイヤー)もいて、きっと面白いレースになるだろう」と続けていた。