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ラブの次走は愛G2ブランドフォードS、今後のローテは馬場や展開を考慮

2021年09月02日 11:23

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 一時は仏G1凱旋門賞の最有力候補と目されていた昨年の英二冠牝馬ラブだが、A.オブライエン調教師は次走に現地11日のG1アイリッシュチャンピオンステークスではなく、12日の愛G2ブランドフォードステークス(3歳以上牝馬、芝10ハロン)を選ぶようだ。

 昨年はG1を3連勝し、今年も初戦だった6月の英G1プリンスオブウェールズステークスを制したラブ。しかしここ2戦は展開が合わなかったこともあり、英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスとG1英インターナショナルステークスでいずれも完敗の3着だった。

 オブライエン師はラブをいったんプレッシャーのかからないレースに出す意向を示し、「英インターナショナルSは彼女にとってごちゃついたレースになってしまった。ハイテンポな馬だし、キングジョージも楽なレースではなかった」「そういう馬にとってソフトな馬場というのはとても厳しい」とコメント。「いい馬場状態のレースまで状態をキープするよう努める。シーズンは長いし、12月まであるからね」と話している。