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騎乗停止5か月のカー騎手、追加処分に異議申し立て

2021年09月18日 12:35

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウン規定に違反し、さらに虚偽の証言を行ったとして合計5か月の騎乗停止処分を科されたオーストラリアのJ.カー騎手が、追加処分に対する異議申し立てを行った。

 カー騎手は8月に必要不可欠な労働や生活行動を除く外出制限および、午後9時以降は外出禁止とされているヴィクトリア州で、他の騎手たちとレンタルハウスで夜をともに過ごしていた。

 この件でカー騎手はレーシングヴィクトリア(RV)から騎乗停止3か月の処分をまず受けたが、さらにM.ザーラ騎手の同席を申告しなかったことや調査側を惑わせる証言をしたとして2か月の処分が上乗せされた。

 カー騎手が異議を申し立てたのはもともとの3か月の処分ではなく、この追加処分に対して。豪競馬メディア『racing.com』によるとカー騎手は「私に関して聞かれたことにはすべて答えた」「人生を通じて築いてきた正直な人間という評価は、自分にとって非常に重要なもの」と主張している。