ベンバトルが1年半ぶりの復活勝利、次走はBC挑戦も
2021年09月25日 13:14
現地24日、英ニューマーケット競馬場にてG2ジョエルステークス(芝8ハロン)が行われ、ゴドルフィン軍団のベンバトルが約1年半ぶりの白星を手にした。
序盤はポゴとハナを争ったベンバトルは途中から2番手に控えるレースに。勝負どころで馬体を寄せて叩き合いに持ち込むと、最後はポゴに3/4馬身差の勝利を収めた。1番人気に推されていた同じゴドルフィンのマスターオブザシーズはさらに半馬身差の3着だった。
ドバウィ産駒の7歳馬ベンバトルはS.ビン・スルール厩舎の管理馬。2018年にドバイターフなど世界各国でG1を3勝し、昨年は2月のドバイG2アルマクトゥームチャレンジラウンド2など重賞2連勝後にサウジカップで3着に入った。
その後は今年初戦だった前走の英G2セレブレイションマイル2着など勝ち星がなかったが、ここで久々の白星。スルール調教師は今後について「チャンピオンズデーになるかもしれないが、まずはモハメド殿下と話し合う」「ブリーダーズカップもあり得るね。まあお楽しみに」と語っている。