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C.スコフィールド騎手、香港から撤退して豪州に帰国へ

2021年11月24日 12:14

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 香港を拠点に7シーズンにわたって活躍してきたC.スコフィールド騎手が、香港国際競走(12月12日)の開催日を最後に豪州へ帰国し、母国での騎乗を再開することになった。『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)が現地20日付けで報じている。

「本当に良い時間を過ごせたし、たくさんの素晴らしい思い出があるけど、2月に男児が生まれる予定だから家族に囲まれているのがベストと思ってね」というスコフィールド騎手。新型コロナウイルス対策で英国人の妻の家族が香港を訪れることができず、豪州の方がいくらか入国も可能なことも理由に挙げている。

 豪州で見習い騎手として頭角を現したスコフィールド騎手は、2013年にシェイマスアワードでコックスプレートを勝つなど活躍。2015年の香港移籍後は2019/20シーズンの43勝を筆頭に5シーズン連続で30勝以上を挙げ、2018年の香港クラシックカップをシンガポールスリングで制すなど通算208勝している。今年4月のクイーンエリザベス2世カップでは日本のキセキに騎乗して4着という実績もある。

 父のグリン氏が騎手時代に香港で騎乗していた関係から、幼少期に香港で4年過ごしたこともあるスコフィールド騎手は、いつの日か再び香港で活躍する可能性にも言及している。