12日に香港のシャティン競馬場で行われる香港マイル（芝1600m）に出走するサリオスが、9日に追い切りを行った。

　サリオスはD.レーン騎手を鞍上に芝コースで4ハロンの追い切り。レーン騎手は「久々に日本馬に騎乗できて嬉しく思います。初の海外とは思えないくらいリラックスしており、リズム良くスムーズな走りでした。日曜日のレースが楽しみです」と語った。

　堀宣行調教師は香港マイルで1番ゲートとなったサリオスと香港カップで12番ゲートとなったヒシイグアスの枠順について「まだ決まった直後であり、多くの重要な事項が未確定ですので、まずは馬の状態把握と適切な対処に努めたうえ、その他のファクターも含めて騎乗する騎手たちとも相談して、少しでも良い結果に繋げたいと考えています」と話していた。