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【香港カップ】ラヴズオンリーユーが引退戦を飾る! ヒシイグアス2着で日本馬が2年連続ワンツー

2021年12月12日 18:32

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 シャティン競馬場で現地12日に行われたG1香港カップ(3歳以上、芝2000m)は、日本のラヴズオンリーユー(1番人気)とヒシイグアス(3番人気)が直線で叩き合いを演じ、ラヴズオンリーユーが短アタマ差で勝利。日本調教馬として最多の海外G1レース年間3勝を達成し、引退の花道を飾った。勝ち時計は2分00秒66(GOOD)。

 ラヴズオンリーユーから1馬身差の3着に11番人気のロシアンエンペラーが続き、2番人気のレイパパレは4馬身余り離されて6着に終わった。

 レースは序盤から出入りのある展開となり、ボリショイバレエとマックスウィニー、カーインスターの3頭が入れ代わり立ち代わり先頭に立ちながら進む。ラヴズオンリーユーはこれを直前に見ながら落ち着いて4番手を確保し、その後ろでレイパパレとロシアンエンペラーが中団追走。大外枠のヒシイグアスは後方2番手で向正面に入った。

 第3コーナーからマックスウィニーが苦しくなると、ラヴズオンリーユーは外からかわして前の2頭に続いたが、さらに外からスムーズに加速したロシアンエンペラーが直線早々に先頭へ。前が壁になったラヴズオンリーユーは直線半ばで2馬身ほど後れを取る格好になり、そこへ大外からヒシイグアスが襲い掛かって2番手に上がる。

 ラヴズオンリーユーは猛然と巻き返してクビほど出られたヒシイグアスを逆転する一方、2頭でロシアンエンペラーをかわして雪崩れ込むようにゴールへ向かい、ヒシイグアスの反撃を最後まで抑え込んだ。

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