昨年末のG1香港ヴァーズで日本調教馬グローリーヴェイズの2着と善戦したパイルドライヴァーが、2月のサウジカップ参戦へ向けて調整を続けている。

　W.ミューア＆C.グラシック厩舎の5歳馬パイルドライヴァーは昨年、6月に英G1コロネーションカップを制した後に軽度の故障で戦列を離れ、11月に復帰。叩き2戦目の香港ヴァーズで2着に入った。

　ミューア調教師は「（昨年8月の）英インターナショナルステークスを使えなかったから、香港参戦のために休養を与えたんだ。この後はサウジとドバイだ」とコメント。香港でのレース後はやや馬体重を落としたものの、それも戻ったと話し、順調に調教を進めていることを示唆した。

　またミューア師は2月のサウジカップと3月のドバイシーマクラシック後の予定にも言及。キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークスか英インターナショナルSから凱旋門賞を目指し、再び香港へ遠征する青写真を描いていることを明らかにしている。