ガンランナー産駒のアーリーヴォーティング、米G3ウィザーズSを鮮やかに逃げ切り
2022年02月06日 13:51
現地5日、米アケダクト競馬場で11頭により争われたG3ウィザーズステークス(3歳、ダート9ハロン)は、1番人気のアーリーヴォーティングが抜群のスタートから先頭に立って後続を寄せつけず、2着に4馬身1/2差をつけて圧勝した。
最後方で中間点を通過した8番人気のウノーホが、中団後方から追い上げた3番人気ギルデッドエイジとの2着争いをアタマ差で制し、2番人気のコンスティテューションローヤーは先団から早々に脱落して最下位に大敗した。
アーリーヴォーティングは種牡馬としてブレークを果たしたガンランナーの産駒でC.ブラウン調教師が管理。昨年12月18日にアケダクト競馬場のダート8ハロンでデビュー勝ちを飾り今回が2戦目だった。ブラウン師はリスクテイキングで制した昨年に続き連覇としている。
ウィザーズSはケンタッキーダービーの指定ポイントレースながら近年の優勝馬から三冠戦の勝ち馬を輩出していない。しかし、新型コロナウイルスの影響で日程が大幅に変更された2020年のマックスプレイヤーは、次戦のベルモントステークスとトラヴァーズステークスで3着に善戦し、昨年9月にはG1ジョッキークラブゴールドカップ招待を制している。