サウジアラビアジョッキークラブは11日、サウジダービー（G3、ダート1600メートル、26日＝キングアブドゥルアジーズ競馬場）の想定出走馬14頭を発表した。

　第1回のフルフラット、第2回のピンクカメハメハに続く3連覇を狙う日本馬はコンシリエーレ（牡3、稲垣）とセキフウ（牡3、武幸）の2頭が参戦する。

　米国からはボブ・バファート厩舎のパインハースト（牡3、父トワイリングキャンディ）が名前を連ねた。デビュー2連勝で9月のG1デルマーフューチュリティを勝利。その後のBCジュベナイルは5着。先月にサンタアニタのG2サンヴィセンテSで2着に入っている。出走してくれば強敵になる。

　UAE所属のゴドルフィンは3頭が出走予定。ノーブルトゥルース（牡3、C・アップルビー、父キングマン）は昨秋の仏G1ジャンリュックラガルデール賞2着の実力馬。ソヴリンプリンス、アイランドファルコンは本拠地ドバイ・メイダンで勝利を挙げている。

　英国からは2頭で、牝馬のオスキュラは昨年のマルセルブーサック賞3着、ザウィザードオブアイはジャンリュックラガルデール賞5着の実績がある。フランスのジャシンダはイタリアのG2ドルメロ賞2着馬。他には地元サウジ勢が3頭、南米ウルグアイ調教馬が2頭となっている。

出典：日刊スポーツ